災害時にわんこと一緒に避難するために。
こんにちは。
先日の茨城や宮城での大雨の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。。
今回の件から、
わんこなど大切な動物の家族と一緒に避難することについてもう一度きちんと考えてみたいと思います。
避難訓練中のマルコさん。
(ホントはただテーブルの下が好きw)
災害が起こり避難しなければならなくなった時に一番大切なことは、
必ずわんこと一緒に避難(同行避難)をすることです。
多くの飼い主さんが一緒に避難したいと考えていると思いますが、
「すぐに戻れるだろうから」と考えてわんこだけを家に残すのは絶対に避けるべきです。
(東日本大震災では、多くのわんこが野良化や餓死をしてしまいましたよね…)
大切なわんこを守れるのは飼い主である私たちだけなのです。
(頭隠して尻隠さず…w)
そして次に、避難場所を予め考えておくことも大切です。
(避難所?親戚や友達の家?)
近所の避難所ではわんこなどのペットを受け入れてくれるのか確認しておく。
環境省はペットとの同行避難を推奨し、各自治体でもそれを受け入れる対策をするように勧めています。
(必ず避難所建物内にペットを入れるように推奨してるわけではない)
→(環境省)災害時におけるペット救護対策のガイドライン
しかし今回の大雨災害では、悲しいことにペットの受け入れを拒否している避難所もあったということです。
ちなみにマルコさんの住む東京都の江東区では、同行避難を推奨するとともに避難所ではペットの受け入れをする方針のようです。
(ただし建物内に入れるかは不明。各避難所によるのかもしれません。)
→江東区のペット避難対策
→江東区のペット防災についての意見と回答
そして、避難所でわんこを受け入れてもらうために飼い主が予めやるべきこともあります。
色々な状況や考えや健康状態の方々が集まる避難所で、私たちの大切な動物の家族を受け入れてもらうには、
①狂犬病予防ワクチンや混合ワクチンをしておく。
混合ワクチンは任意ですが、日本では1年に一度犬に狂犬病の予防注射接種をしておくことが法律で義務付けられています。
この世で一番恐ろしい感染症であり、いつ日本に入ってきてもおかしくない狂犬病の予防接種を犬に受けさせてない人には犬を飼う資格はありません。
(ワクチンアレルギーやワクチンにより悪化する病気に罹っている犬はワクチン免除可)
②ダニやノミ、フィラリア等の予防をする。
特にノミやダニは、実際に避難所に来ていたわんこから広がってしまった例もあるので、普段からきちんと予防するべきです。
③人や他の動物に普段から慣れさせておく。
災害のパニック等で難しい面もあるかもしれませんが、普段から色んな人や動物や環境に慣れさせておけば、他の人や動物に迷惑をかけないだけでなく、わんこ自身のストレス軽減にもなります。
他に大切なこととしては、予め迷子札を付けたりマイクロチップを入れておく。
マルコさんにはマイクロチップがインされてます(^^)
そして、避難の際の持ち物(フードや薬など)を準備しておく。
特に抱っこで避難できない大型犬は、足を傷つけないための靴、少しでも体を持ち上げられるハーネス等があるといいですね。
参考になる資料→東京都のペットの防災パンフレット
いつ起こるかわからない災害。
二度とどこでも起こってほしくはないのですが、
もしその時が来てしまったら、
すべての飼い主さんと動物たちがスムーズに安全な場所へ避難できますように。
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